創立80周年特設ページ
2000年の池田高校創立60周年記念事業の一環としてタイムカプセルが埋められました。20年後に開封することになっていましたので、2020年8月25日に掘り出されました。
21日(金)に作業を始めましたが、途中で雷が鳴りだしたので25日に延期されました。
〈写真をクリックすると全面表示されます〉タイムカプセルは、創立60周年記念事業実行委員長 藤井 敏男氏(高校9期生)が提案されました。藤井氏は、1970年大阪万博でタイムカプセル事業を担った松下電器(現パナソニック)にお勤めでした。その関係で60周年事業で立案、製作の手配などをしてくださいました。
2000年にタイムカプセルの収蔵物収集から埋設までの作業の中心になってくれたのは54期生の自治会執行部のメンバーでした。今回の掘り出し、開封の作業も、74期・75期の自治会執行部のメンバーが中心となってくれました。なお、60周年記念事業実行委員長の藤井 敏男氏は1955年度の自治会執行部委員長(いわゆる自治会会長)でした。
タイムカプセルは20年間埋められ、頭部が地表で雨や雪、風、太陽にそのままさらされてきたので、収蔵物が劣化していないか心配でした。しかし、開封して取り出してみると変色したり、湿気をおびたりしていず、収納したときのままのような状態でした。まるで先日入れたばかり、という感じで、タイムカプセルの技術に感服しました。
今回一連の作業に尽力してくれた生徒たちは、自分たちが生まれる前の収蔵物に触れて感銘を受けていました。また、20年前と変わらないもの、変わっているものなど、熱心に話を交わしていました。
タイムカプセルの収蔵物は承風祭で展示される予定です。ただし、今年の承風祭は新型コロナウィルス感染症対策で非公開となります。