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» サッカー・アメフット全国優勝記念碑 | 23nagaoka | 2012/5/9 12:52 |
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23nagaoka | 投稿日時: 2012/5/9 12:52 |
管理人
登録日: 2012/2/9
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サッカー・アメフット全国優勝記念碑
メタセコイア樹根手前に建つ。 昭和25年1月6日、「全国高校サッカー大会」(西宮球技場)の決勝戦が行われ、本校は優勝候補の筆頭宇都宮高校を破り、初の全国制覇を成し遂げた。 1回戦 池田4-0函館高(北海道) 2回戦 池田2-0上野高(東 海) 準決勝 池田3-1刈谷高(東 海) 決 勝 池田2-0宇都宮(関 東) 前年の秋の国体で3位となり、一躍無名の本校は全国的に知られマークされたが、小柄ながらテクニックとファイトは超一流、スポーツ紙の大半が刈谷や宇都宮の優位を報じる中で、圧倒的な力量を見せて完勝した。 サッカーの全国優勝の偉業なりぬ あなすがすがし年の初めを 関 俊 一 関は国語科教諭、後に芭蕉研究家として幾つかの著作を残している。 アメリカンフットボール(当時は防具とルールの若干の相違のため、タッチフットボールの呼称)の全国優勝は2回に亘る。1回目は昭和24年1月9日、関西代表として甲子園ボウルに出場した。 予 選 池田20-16関学高 池田13-0彦根高 全国大会 池田(関西)27-6麻布(関東) 2回目は同25年12月11日、同じく関西代表として甲子園ボウルで、慶応を撃破する。 予 選 池田43-0三島野 池田13-0奈良 池田 2-0浪速 池田24-0日吉丘(京都) 全国大会 池田(関西)15-6慶応(関東) 第1回目は参加校も少なく、「軽く遊んでやった(三隅顧問)」というが、2回目は激増し、特に奈良と慶応は強豪で、大変な熱戦となった。 昭和21年占領軍「学校教育主担者」ジョンソンは本校を視察、「便所が汚い!」と叱り飛ばしたあと、グランドへ出て奇妙なボールを蹴ってみせた。彼は学生時代アメリカンフットボールの選手であり、同行したピータ一岡田と共に「アメリカで一番人気のあるスポーツだ。やらんかね」と勧めた。本校には英語のできた三隅珠一(体育)がおり、物好きな性格もあって、早速各クラスから体のでかい生徒を2、3名呼び出し、自ら米国より解説書を取り寄せ、翻訳して手引書を作ってクラブを結成する。次いで隣接校豊中中学にも誕生し、同21年12月28日両校は西宮球技場で対戦する。 池田中学0-6豊中中学 これが日本最初の旧制中学タッチフットボールゲームである。以上の経緯から、本校をアメリカンフットボール(中・高校)の発祥地だといい得よう。 サッカー、タッチフットボールの全国優勝は、新興池田高校の名を全国に轟かせた。もちろん部員の情熱と努力の賜ではあるが、指導に当たった矢野淳一(英語)、三隅珠一(体育)の功績はまことに大きい。両名とも今はこの世にいない。 サッカー、タッチフットボールの優勝記念碑は、生徒自治会が企画し、一人当たり金40円也の拠金で竣工した。 左 サッカー部 右 アメリカンフットボール部
[コメント] 池田高校と豊中高校のアメリカンフットボール部の試合はこの後も毎年続けられ、伝統の定期戦となっています。今年(2012年)も第65回定期戦が、5月13日(日)、エキスポフラッシュフィールドで行われます。毎回、勝者には古川杯が渡されます。その古川 明さんは池田中学校4期生で、アメリカンフットボール部創設メンバーのお一人です。 |
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