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23nagaoka
投稿日時: 2012/6/3 13:16
管理人
登録日: 2012/2/9
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投稿: 156
村山コート(テニスコート)

 
承風会館前の第二運動場(硬庭・バレーコート)をいう。女子硬庭部員村山誠子(8期)は、昭和30年7月25日、大阪・中モズで挙行された全国高校庭球選手権大会に大阪府代表選手として出場、見事優勝し高校女子単のチャンピオンとなった。
 全国大会(高校女子日本選手権大会)
 3回戦 村山2-0学習院B 
 4回戦 村山2-1学習院A
 5回戦 村山2-0安田高
 準決勝 村山2-0大谷高B
 決勝 村山2-1(2-6 7-5 6-2)大谷高A
 1年生から全国大会に出場した村山は、全国トップレヴェルの大谷高福田姉選手にどうしても勝てず、ベスト4で惜敗した。3年になってついに女王の地位につくが、決勝の相手は奇しくも福田妹選手と顔を合わせ、技量の劣勢を冷静なレシーブでカバー、第2セットの大逆転が効を奏し栄冠を得た。
 村山は父親の影響で小学校の頃からラケットを振り、有名な清水弥次郎のコーチを受け、原田憲代議士と対戦したこともある。決勝の直前アキレス腱がはれ上がり、歩くのにも疼痛を覚えたが、「腱が切れてもいい、絶対にゲームは捨てまい」といい聞かせ、コートに出た。優勝直後も「まだまだ私のテニスはお嬢さん芸です。もっと走らねば、足を鍛えねば」と語っている。指導に当たった赤坂繁幸(化学)の力も大きい。なお彼女はこの秋、ライバル福田妹とのペアで国体高校女子ダブルスでも全国優勝している。
 村山コートは彼女の偉業を称えるため、2年後の昭和32年6月完成した。元は田畑、旧制中学生ならここで田植をした思い出もあろう。予定敷地内に民間人の土地の一部が入り込んでいたのが、遅延の原因の一つ。費用は約180万円、PTAと自治会の積立金、それに村山家からの寄付、及び生徒カンパによる。コート開きは6月19日、村山父娘対現役硬庭部員代表の対戦など盛大であった。「こんないいコートができて夢みたいです。きっと池高からは私以上の選手が、これからどんどん出てくるでしょう」と、当時聖心女子大在学中の村山は瞳を潤ませていたが、その後の池高生よ、この言葉をなんと聞くや。

 

   左は2011年4月、右は整備中のテニスコート




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