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雨の予報でしたが、式が終わるまでは降らずにもちました。
感染症対策で、保護者は卒業生一人につき一人とし、来賓、在校生の参列はありませんでした。教職員は式場でなく2階ギャラリーでの参加でした。
式次第も精選され、卒業証書の受け取りは卒業生代表一人でした。簡潔な卒業式でしたが、厳かで温かみのある式でした。
この日巣立った高校74期生351名が、あらたに承風会に加わりました。
壇上の吊り看板はこの74期生の卒業記念品です。入学式の看板とセットで寄贈されました。
2021年9月4日(土)感染対策を講じて開催されました。招待状のある3年生の保護者だけに公開されました。それも、お子さまのステージの観覧だけで、校舎内への立ち入りは禁止されていました。
【体育祭】
10月20日(水)やはり感染対策を講じ、プログラムも精選して「公開自粛」で行われました。晴天に恵まれ、気温も例年より低く体育祭には好適な一日で、生徒たちは存分に楽しんでいたようです。
新型コロナウィルス感染対策で、出席者は生徒と担任団、保護者は一人ずつと制限され、教職員は体育館2階ギャラリーでの参席となりました。式次第も簡素化されました。
73期生は、大学入学共通テストを最初に受験する学年で、国語・数学の記述問題や英語の民間試験の導入計画とその中止など、入試改革に翻弄され続けた学年です。
また、1年次の2018年6月に大阪北部地震があり、9月に台風21号襲来で2度の休学を余儀なくされました。さらに3年次の2020年度は新型コロナウィルス感染症拡大で長期休校からスタートすることになりました。しかし、このような困難を乗り越え、352人の生徒がたくましく成長して巣立ちました。
校長先生は式辞で、その卒業生たちの努力を賞賛されてから、ご自身の書道の経歴を披露されながら、どのような道に進むにしても、万巻の書を読むこと、つまり幅広い教養を身につけることと本物に数多く触れることの大切さを諭されました。
本館玄関階段下の梅は50年前創立30周年記念事業で植樹されました。
例年なら式後クラス写真を撮影しますが、今年はできませんでした。正門前で保護者が生徒のグループ写真を撮影されていました。
体育祭は例年6月上旬に行われます。しかし、今年は新型コロナウィルス感染症対策で5月下旬まで臨時休校となり、6月の開催は無理でした。
今年度の体育祭は中止との意見もあったようですが、3年生の体育祭運営委員が開催に向けて努力を重ねました。教職員、生徒も運営委員の熱意に応え、学校の木々が色づきはじめた10月21日(水)第3限から、感染防止策を講じ、非公開で挙行されました(PTAの広報委員などの方々は来場)。生徒全員よく協力し、開会式予定の15分前には集合を終えていました。
応援合戦、団横断幕などはなく、種目も大幅に減らして行われました。しかし、全員リレーなど今大会ならではの種目が工夫され、生徒は例年どおり体育祭を存分に楽しんでいました。
また、今年度全生徒が一堂に会するのは初めてで、この4月に赴任された山名正志校長先生にとって全生徒に直接お話しをされる最初の機会となりました。それでも、生徒たちは、開会式の挨拶、閉会式の講評をはじめから私たちの校長先生、という感じで聞き、校長先生と生徒たちの心はすでに一つという雰囲気でした。
Tシャツは例年各団でデザインしますが、今回は創立80周年の体育祭として、創立80周年のロゴ入りの全団統一デザインのTシャツを着用していました。デザインを公募し、応募作品の中から全生徒の投票で選ばれたものが採用されました。3年生(73期生)の作品です。
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2020年9月5日(土)承風祭(文化祭)が開催されました。台風10号の影響か蒸し暑い一日でしたが、晴天に恵まれました。
今年度は新型コロナウィルス感染拡大を防止するため、日数は1日、飲食店をなくすなどの制約のもとで行われました。入場者はチケット持参の方たちに限定され、体育館は人数制限・総入れ替えをするなど密集状態にならないよう対策がとられていました。グラウンドの臨時駐輪場の自転車も少なかったようです。
厳しい制約のもとでも、生徒たちは工夫を凝らし、従来どおり内容の充実した承風祭を創りあげ、しっかりと楽しんでいました。
2000年に創立60周年記念事業の一環で埋められたタイムカプセルが開封され、収納品の展示もされていました。
緊急事態宣言を受けて4月に入っても休校が続いていましたが、その解除で5月29日(金)から授業が再開されています。
6月12日(金)までは、各学年を2グループに分け、午前・午後3時間ずつ実施、15日(月)からは通常どおりの授業になります。また15日から部活動も開始されます。
なお、5月11日(月)からオンライン授業が始まり、13日(水)から学年ごとの登校も行われていました。
授業が開始され、校長掲示板も新しいメッセージになりました。
この4月に着任された山名 正志 校長は書道の先生です。
今回に限り大阪府のWEBページでも発表があり、学校でも感染対策でグラウンドを使い、受験番号で小グループに分けての発表でした。そのためか、例年と比べやや寂しい合格発表でした。
合格者説明会は、12時30分から4グループにわけ順次行われました。
例年と大きく異なる合格発表、合格者説明会でしたが、池田高校75期生として360名を迎えることになりました。
やや肌寒いものの、晴れて穏やかな気候でした。しかし、新型コロナウィルス感染が懸念されるなかでの開催でした。消毒・滅菌噴霧器が設置され、時間短縮での進行でした。
卒業証書授与は、各クラス代表でなく学年代表が校長先生から受け取りました。
校長式辞もPTA会長祝辞も短縮されていたようです。また、例年中学校から校長先生や教頭先生などが来賓として列席されますが、前日発表された政府からの臨時休校要請を受けた会議のため出席されませんでした。
それでも、心のこもった送辞、答辞披露、卒業の歌斉唱など厳粛ななかにも和やかさのある、池高らしい卒業式でした。